〈雨〉です。



皆様方~~~!!!


選挙に行きましょう!!!


投票は7月10日まで!!!


今日は大事件が起きてしまいましたがそれはそれこれはこれ。

しっかりと、いやそこまでしっかりしなくてもちょっとかじった程度、でも良いので、あの党はこういう政策をしてる、あの党はこういう政策に反対している、あの個人はこういうことを掲げている、ちょっと耳に入った程度でも良いので、政策を見て判断してくださいね。

大事件が起きたからどこどこに入れるとかそういう判断では投票しないようにしましょう。
それはただの一時の感情ですからね。
あとになって後悔するっていうのは多分にあると思いますので。

ついでに僕個人としては表現規制反対派に入れて欲しいです。
じつはこれ結構瀬戸際らしくてですね。
世界で見ると表現規制をどんどん強めてるんですよ。

しかも科学的根拠も無く。
小説書いただけで逮捕されるとかあるみたいなんです。
日本で超有名漫画が海外で発売できないってこともいっぱいありまして。

アメリカと日本が最後の砦みたいな感じなので、是非。




さて。

タイトル回収なのですが。
これ、つい昨日思ったことなんだけどどう思います?
個人的に案外良い所を付いているような気がしてます。

普通に考えたら有権者が投票することで政治家が当選して政治を作っていくわけなんですが、色々と不祥事を起こしてるのに与党が強いのを見て思ったんです。

投票の固定化が起きてしまっていることで多少の不祥事が起きたところで何も変わらないんじゃないかと。

投票の固定化というのはそのまんまの意味で、投票する有権者の固定と有権者の投票先の固定の二つを意味してます。

投票する有権者の固定、というのは、投票する人はこの先も投票するし、投票しない人はこの先も投票しない、ということですね。
例えば日本の投票率はだいたい50%ほどになりますが、100人の村で考えると50人はこの先も投票していくし、残りの50人は投票しないということになります。
タイトル通りで行くと、この残りの50人が投票しないことで政治が作られるということです。

これはどういうことなのか。
これを考えるには二つ目の、有権者の投票先の固定、が重要になります。

投票する人の年代で多いのが高齢者層になります。
70%ほどだそうです。
それで、これは僕の想像に過ぎないのですが、高齢者層というのは投票する先が既に決まっているような気がするんです。

とりあえずこの党に入れておけば大丈夫。
地元の有力者のこの人に入れておけば大丈夫。
例え不祥事を起こしても、ちょっと騒がせてしまっているけど信じている。

そういう感じで、特に政策などは関係なく投票しているような気がします。
注意して欲しいのは、これはあくまで僕の想像ということです!
なんも調べてません!

そしてこの高齢者層の力は、投票率の高さと少子高齢化による高齢者の多さからとても強いものになります。
反面、高齢者以外の投票率は低く、4,50代はそれなりに高いのですが、10代20代30代の投票率は低く、特に20代は10代よりも低くなっています。
このあたりの年代は投票先は決まっておらず、むしろ、そのときの情勢などで結構変わってるような気がします。

若い人なら改憲や国際関係、現役世代なら生活に関する事で分かれるかなという想像。
そうなるとただでさえ少ない票がバラバラになるので高齢者層の力に対抗できないわけで。
さらには野党が頼りなくて自民党に入れるしかないという声も聞きますね。

あ、高齢者層は勝手に与党の自民党に入れると仮定してますが、もちろんみんながみんな自民党に入れているわけではないです!
話を複雑化させないようにと、自民党は歴史が古く、与党で力があって、全国的に広がっている、ということで、高齢者層は自民党に入れるとしていますのでご注意を!

そういうことで、投票の固定化が起こって多少の不祥事があったところで与党の立場は揺るがないわけですね。


いや、ちょっと待ってくれ。
結局政治を決めてるのは投票している人じゃん、と思った方。
ここからです。

ここまでで僕は投票の固定化により与党が強いと言いました。
高齢者層が力を持っている、それ以下の年代は票が割れる、若い人でも仕方なく与党に入れる、といった原因を挙げました。
与党が強いのはわかったし、結局自分なんかが一票入れたところで何も変わらない、と思う方もいると思います。


だけどこれ、投票率50%の話なんですよ。


さきほど言いましたよね?
100人の村なら50人はこれからも投票するし50人は投票しない、と。
この固定化により、投票する50人の票では当選する人はあまり変わらないんです。

だって投票する人が固定されてしまってるんだから。
投票する人が雷に打たれて突然考えを変えない限り投票している人たちではこの構造を変えようがないんです。

つまりそれは、権利があるのに投票しない人達によってこの状態を固定化されているということなんです。

だから、政治は投票しない人が作っている、と考えたんです。
よく、自分が投票したところで何も変わらないという人がいますね。
ですが、むしろそういう考えを持つ人達によって政治は変わらないものへと固定化されていってしまっているんです。


じゃあ仮に100%になったらどうなるのか。

与党は強いのはわかるんですけど、あくまで投票率50%の中で強いわけで。
残りの50%がある一つの党に入れるだけで、与党、取れちゃうんですよ。
流れ変わったな、と思いません?

もちろん、そんな綺麗に行くことは100%ないんですけど、政治の構造は間違いなく変わります。
現在の与党は今の投票率で人口構造だから余裕で与党を取れるわけで。
それが変わるとなるとうかうかしていられなくなります。

ちょっとした不祥事が命取りになるわけです。
しかも、これまで高齢者層を優遇していけば勝ちやすかった選挙も当然、全世代別に対して配慮しなければならず、政策の方向性も変わってきます。

よく若い世代の人は誰に投票しても変わらないと言いますが、そりゃそうなんですよ。
だって投票構造も変わらないし政権交代が起きたわけでもないんですから。
だけど、これまで投票をしない固定化されていた人たちが投票するようになれば確実に変わるんです。

仮に10代の投票率が100%になった場合、与党はそれに配慮した政策を打ち出しますし、立候補者にインスタやティックトックで有名なインフルエンサーを擁立することでしょう。
たまに与党が芸能人を擁立するのはその世代の投票が欲しいからなんです。

そして、だからSNSで有名な方々が投票を促すんです。
できるだけ自分たちと同じ年代に良い政策を作ってくれるように。
どれかひとつの年代のための政策が偏らないように。


もうお気づきだとは思いますが、日本の投票率はだいたい50%で、残りの50%はそういう、投票をしても変わらないという投票していない人たちです。
自分一人が投票しても変わらないという人が、数千万人いるんです。
数千万人ですよ?

一人一人から1円もらうだけで数千万円です。

もちろん投票しない理由はこれ以外にもあります。
面倒なので統一しているだけです。
数千万人がみんな同じ考えで投票してないんです。


だから、一人一人が。
積み重なって数千万人という人が。
ちょっと投票してみようかなと考えるだけで政治は全く変わるんです。


みなさん、選挙に行きましょう。



ちなみに今日の日記としては、所要のために色々と買い物などをしました。
あとメダカのビオトープにカラスがダイナミック入水してきました。
やっぱりすだれで周りを囲うだけじゃだめだったかー。




by〈雨〉