〈霖雨〉です。
モンスター娘のお医者さん
見ました!
面白かった!
ハーレム系のアニメなんですが、モンスター娘ということでどのキャラも個性的で可愛かった。
本来なら性格でキャラの差別化を図るわけですが、それに加えてラミア、ケンタウロス、人魚などの種族が加わるのでオンリーワンのキャラを持ってる感じして良かったですね~。
確かにハーレム系特有のアニメはあるんですが、このモンスター娘の特徴が加わってまた違った感じが楽しめるアニメでした。
ちょっとしたネタバレ含みます!
☆あらすじ
モンスター娘を治します!
☆あらすじ終わり
さて、やはりこの作品を特徴と言ったらモンスター娘。
つまり人間ではない、ラミアだったりケンタウロスだったり人魚といった亜人(以後魔族と呼びます)がいっぱい出てくるところです。
人間として出てくるのはそれこそ主人公であり医者でもあるグレン先生ぐらいですね。
もちろん他にも人間(モブとして)は出てくるのですがほぼ10割魔族です。
そのため、
「魔族がいっぱい出てくるアニメが見たい!」
という人には正にベストなアニメではないでしょうか。
また、この手の作品では定番の人間と魔族との対立というものもありません。
なので気分が悪くなるような誹謗中傷と言ったものがなく、安心して見れるのも魅力の一つですね。
一応原作の方ではそういうものもあるらしいのですがアニメではありません。
魔族がいっぱい出てくるというのも特徴ですが、タイトル通りもう一つの特徴が医療です。
主人公のグレン先生は人間としては唯一の魔族専門のお医者さんです。
そのため作中では様々な種族の診察を行っています。
加えてその診察がちょっとえっちです。
女性を主に診ている描写が多いですが、よく喘いでます(笑)。
グレン先生はいたって真面目に診察してるのでそのギャップが面白かったりします。
あとそれに反応して嫉妬してるラミアの薬師のサーフェンティットがかわいいかわいい。
診察がメインの話になりますが、種族も様々でその種族特有の病が出てくるのでそういったところが面白いですね。
本当に魔族が息づいてるという感じがしてなんだか「なるほどなー」と感心してしまうことが良くありました。
例えば、
人魚であれば肺呼吸とエラ呼吸の両方ができるんですが、基本は水棲のため、陸上にずっと出ているとエラが乾いて炎症を起こして呼吸の切り替えが上手くいかず、溺れてしまうことがある
という話がありました。
この話を見たときは素直に、種族の生態がよく考えられてるんだなと思いましたし面白いと感じました。
個人的にこの作品で一番面白いと感じたのがこの種族の生態関連で、それぞれの種族が自分の特徴を生かして生活しているところでした。
人魚だから水の中で暮らしているとかそういう大前提の部分ではなくです。
作中ではラミアのサーフェンティットが酒を飲む描写がよくあるんですが、手で普通にジョッキを使って飲むのではなく、尻尾を使って手は添える形で飲んでいました。
そのシーンを見て、この作品はただ記号として様々な種族を出してるのではなくしっかりと生態が考えられていて、そこで生活しているんだな感じてとちょっと鳥肌が立ちました。
僕が気付いたのはあまり多くはないんですが、そういう部分にも注目してみると面白いと思います。
当然キャラも個性的なキャラがいて良かったです。
一番好きだったのはスカディ様ですね。
いやもう本当に可愛すぎる!!
診察のシーンとか可愛いので見て、としか言えない。
あとはクトゥリフ先生も好き。
クトゥリフ先生はグレン先生の師匠でもある人なのですが、少年が好きらしく、CVのゆかなさんの声とも相まってグレン先生を可愛がってるところがとても良かった。
妖艶さと可愛さと年功者としての立場ととても惹かれる存在でした。
それとティサリアさんの従者でケンタウロスのローナさんとケイさんも良かったです。
ふふ、って笑っちゃいました。
今出したのキャラはメインキャラとはちょっとズレますが、メインはもちろん出てくるモンスター娘はどの子も可愛いので是非確認してみてください。
でもハーレム作品なんでしょ~?
と思う方もいるかもしれませんが、話の方も結構良かったです。
ハーレムものではあるのですが、普通に良い話があって僕は泣いちゃったりもしました。
他にもモンスター娘だからこそできる話だなと思うことも。
飛べなくなったハーピィの話はまさにその典型という感じでした。
以上で感想終わりです!
モンスター娘のお医者さん。
ハーレム要素が強いのは否定できないところなので、そういうのが嫌という方は合わないかもしれませんが、
魔族というキャラ性、様々な種族の特徴、それを加味した物語、
と魅力は多いので、時間があったら見てみては如何でしょうか。
では。
by〈霖雨〉